スアレス、アトレティコ移籍が急浮上 ユーベ移籍が頓挫も…バルサとの契約解除に合意か
パスポート取得の問題でユベントス行きが暗礁に乗り上げ、アトレティコが新天地候補に
今夏にバルセロナからユベントスへの移籍が噂されていたウルグアイ代表FWルイス・スアレスだったが、新天地はスペインの強豪アトレティコ・マドリードになる見込みだという。スペインラジオ局「RAC1」が報じた。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
2014年にリバプールからバルセロナに加入したスアレスは6シーズンで公式戦通算198ゴールを記録し、クラブの歴代得点ランクでも3位となっている。4度のリーグ制覇をはじめ、数多くのタイトル獲得に貢献してきたが、ロナルド・クーマン新監督から戦力外通告を受けたとされ、イタリア・セリエAの王者ユベントスへの移籍が濃厚とされてきた。
ところが、先週にはパスポート取得のためのイタリア語の試験もパスしていたものの、書類上の手続きに時間を要するため、10月5日の移籍マーケット終了までに間に合わない見込みとなることが発覚。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、ユベントスのアンドレア・ピルロ監督が「スアレスはパスポート取得までの時間が長いので難しいだろう。彼の状況は複雑」と述べていたと伝えていた。
ユベントス移籍が破談と見られるなか、アトレティコが新天地として急浮上。「RAC1」はスアレスがバルセロナとの契約解除に合意し、アトレティコ行きを承諾したようだと報じている。
英紙「デイリー・メール」などが報じるところによると、スアレスのユーベ行きが頓挫したことで、アトレティコはスペイン代表FWアルバロ・モラタを同選手の古巣であるユベントスに期限付きで放出し、スアレスとスペイン代表FWジエゴ・コスタの前線を構築しようと考えているという。
セリエAへの挑戦と、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとの共演も期待されていたスアレスだったが、スペイン国内の“ライバル”への移籍に落ち着くのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)