元英代表DF、サラーの“C・ロナウド級”メンタリティーを指摘 「最後はマネを上回る」

リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーに元英代表DFが言及【写真:AP】
リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーに元英代表DFが言及【写真:AP】

ネビル氏がリバプールで切磋琢磨するサラーとマネについて言及

 元イングランド代表DFギャリー・ネビル氏が、リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーについて、マンチェスター・ユナイテッド時代にチームメイトだったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと似たメンタリティーを持っていると語っている。英紙「インディペンデント」が伝えた。

 C・ロナウドは2003年から09年までサー・アレックス・ファーガソン元監督率いるユナイテッドでプレーし、6シーズンでプレミアリーグ優勝3回、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝1回を経験。個人としても公式戦通算292試合で118ゴールを記録し、世界トップクラスの選手へと成長した。その後のレアル・マドリードでも絶対的エースとして9シーズン活躍し、18年からはイタリア王者ユベントスでプレーしている。

 一方、2017年夏にローマからリバプールへ移籍したサラーは、初年度にリーグ戦32ゴールを決めて得点王のタイトルを獲得。翌2018-19シーズンも22ゴールで2年連続得点王に輝くと、昨季も19得点でクラブ初のプレミア制覇に大きく貢献した。また、リーズと戦った先週末の今季開幕戦ではハットトリックを成功させ、チームに4-3での勝利をもたらしている。

 ネビル氏は英衛星放送「スカイ・スポーツ」の番組「マンデーナイトフットボール」で、同じくリバプールでダブルエースのセネガル代表FWサディオ・マネとサラーとの違いを”メンタリティー”である指摘。「マネは好かれるタイプ。選手たちは彼を好きだと思うし、毎日全力を尽くしている。チームのために自己犠牲する選手だ。その一方でサラーは、チームメイトにパスを出さないときがある。よりセルフィッシュで、おそらくファンからもチームメイトからも(マネほどは)好かれない」と説明した上で、「だからこそ、私は彼(サラー)をアウトサイダーだと見ている。ピッチの上では間違いなく刺客」と続けた。

 また、今のサラーとマネを、2000年半ばのC・ロナウドと元イングランド代表FWウェイン・ルーニーのようだともコメント。「マネが素晴らしくないということではない。彼はかつてのルーニーのように素晴らしい選手。ただ、(サラーやロナウドのような)選手が他と違うのは、世界最高の選手になることが大事だと思っていること。ルーニーもマネも、チームが勝つ必要がある。全力を注ぎ、チームメイトのために戦う。と考えているが、サラーはそうは思わない」とし、「きっと彼は、最後はマネを上回ると思う」と語った。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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