マルセイユ、香川真司の元同僚ストライカー獲得に興味 長友佑都らに続いて補強か
昨季、香川とチームメートだったワトフォードFWルイス・スアレスを注視
欧州の移籍市場は10月5日まで開いている。日本代表DF酒井宏樹と同DF長友佑都が所属するマルセイユは、現在、新たなストライカーの獲得に動いている。アンドレ・ビラス=ボアス監督はクラブの財政を考慮し、1月まで補強を待つ考えもあるようだ。フランスメディア「Le10Sport」が報じている。
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マルセイユは、レンヌのセネガル代表FWエムバイェ・ニアン獲得に向けて交渉をしているが、ワトフォードに所属するコロンビア人FWルイス・スアレスへの関心も強めているという。
ルイス・スアレスは、昨季はスペイン2部の日本代表MF香川真司も所属するサラゴサで活躍し、38試合に出場して19得点6アシストを記録。クラブを昇格プレーオフに導く活躍を見せた。しかし、新型コロナウイルスの影響で昇格プレーオフの開催が遅れると、ワトフォードはローン契約延長を認めなかったため、昇格プレーオフには出場しなかった。
ビラス=ボアス監督は「私たちにはストライカーが必要だが、急いではいない。むしろ冷静に、熟慮して決断しなければならないから、急いではいけないんだ。私たちがストライカーを探しているのは事実だが、すでにこのポジションではマルレ・アケが良くやっている。そして、昨シーズンと同じ数のストライカーがいる。だから、ゆっくり探しているんだ。何名かをリストアップしているが、正しい交渉をする必要がある。名前を挙げることはできないが、先週、あるストライカーと合意に近づいていたが、上手くいかなかった。私たちは、まだ探しているよ」と、現状を伝えている。
そして「私たちには考えがあり、移籍市場で新しいストライカーを連れてくることができると思う。だが、できなかったら1月まで待つだけだ」と、時期を見極める考えのようだ。
昨季は途中で中断となったリーグアンで、パリ・サンジェルマンに次ぐ2位となったマルセイユ。夏の移籍市場で新たな得点源となるストライカーを獲得できるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)