「バルセロナは劇的に変わった」 コウチーニョ代理人、今季“復帰”した経緯を明かす
代理人のジューラブシャン氏、クーマン新監督から電話があったと説明
ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョは昨季、期限付き移籍先のバイエルン・ミュンヘンで三冠獲得に貢献したが、新シーズンはロナルド・クーマン新監督を迎えた保有元のバルセロナで戦うことになるようだ。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。
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2018年1月にリバプールからバイエルンに加入したコウチーニョだが、バルサでは真価を発揮できず、昨季はバイエルンへ期限付き移籍していた。これまでバルサには居場所がないとされていたコウチーニョだが、クーマン監督の就任により、その流れが変わったようだ。
コウチーニョの代理人を務めるキア・ジューラブシャン氏は、クーマン監督から連絡があったことを明かした。「クーマンは、バイエルンがUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝を決めた翌日、すぐに連絡をしてきたよ。そして彼に、戦力として計算をしていること、復帰を待っていることを伝えたんだ」と、説明している。
新指揮官からの期待を受けたコウチーニョは、休日返上でバルサに合流したという。「当初、9月7日にチームに合流する予定だった。だが、彼は9月の頭にはバルセロナに戻ったんだ。勢いやフィジカルコンディションを失いたくなかったからね」と、高いモチベーションで練習に取り組んでいると明かした。
4日からチームに合流したコウチーニョは、これまでバルセロナに在籍した1年半で公式戦76試合に出場し、21ゴール11アシストを記録している。ジューラブシャン氏は、「バルセロナは劇的に変わった。彼らが近年獲得したコウチーニョ、デンベレ、グリーズマンといった選手は今季、全員が戦力として期待されている」と話すが、コウチーニョ自身も変化したクラブのなかで、自身の真価を発揮することになるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)