PSGに新型コロナの脅威…2選手が陽性反応と仏紙報道 感染拡大ならリーグ戦延期か

(左から)PSGのディ・マリアとパレデス【写真:AP】
(左から)PSGのディ・マリアとパレデス【写真:AP】

レキップ紙がディ・マリアとパレデスが感染と報道 ネイマールらも同じイビサ島で休暇過ごす

 パリ・サンジェルマン(PSG)は8月31日、公式サイトで所属する2選手が新型コロナウイルスに感染した可能性があることを発表した。フランス紙「レキップ」は、この2選手について、アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアと同MFレアンドロ・パレデスと報じたが、さらなる感染拡大の恐れがあるようだ。

 2019-20シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で決勝進出を果たしたPSGの複数の選手たちは、スペインのイビサ島でオフを過ごしていたが、地中海のリゾート地では現在、新型コロナウイルスが蔓延しているという。

 PSGは8月31日に、クラブの公式サイトで「2選手が新型コロナウイルスに感染した疑いがある。彼らの健康状態は良好であり、すでに適切な健康保護プロトコルの対象となっている」との声明を発表した。2人の名前は公表していないが、「レキップ」紙はディ・マリアとパレデスが感染したと報じており、両選手はパリ市内で隔離されているという。

 また、イビサ島にはブラジル代表FWネイマール、アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ、コスタリカ代表GKケイラー・ナバス、スペイン代表MFアンデル・エレーラも訪れており、さらなる感染者が認められた場合はリーグ・アンの試合が延期になる可能性もあるという。

 PSGは9月10日にランスと今季初戦を戦い、13日には日本代表DF酒井宏樹と同DF長友佑都が所属するマルセイユとのビッグマッチを控えているだけに、今後の動向が注目される。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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