バルサ会長、CL直後にアトレティコへ”仰天オファー” 即拒否の内容を現地批判「金の管理が…」
バルトメウ会長がアトレティコに大型トレードを持ちかけていた 「驚くべき提案」
バルセロナの混沌とした状況はいつまで続くのだろうか。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの退団説が現実味を帯びているなかで、自身も去就問題が取り沙汰されるジョゼップ・マリア・バルトメウ会長はフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンとポルトガル代表FWジョアン・フェリックスのトレードをアトレティコ・マドリードに持ちかけていたとスペイン紙「マルカ」が報じている。同紙は「金の管理が最優先であることを証明した」とバルトメウ会長のスタンスを批判している。
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2007-08シーズン以来12年ぶりの無冠という失意のシーズンを過ごしたバルセロナ。その結果のみならず、さらに激震が走ったのは大黒柱のメッシの移籍志願だ。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝バイエルン・ミュンヘン戦での2-8大敗を受けてクラブの状況に失望しているというアルゼンチン代表FWは移籍の意思をクラブ側に伝えたと報道されている。
メッシの退団はもはやバルトメウ会長の退任がなければ止められないともいわれ、本拠地カンプ・ノウには集まったファンによる会長の解任要求デモも行われるなど騒動は過熱。スペインメディアでは、バルトメウ会長はメッシが公に残留を表明することを条件に辞任する意向を明かしたとも報じられた。
そんな渦中のバルトメウ会長だが、CL敗退直後には驚くべき動きを見せていたようだ。「マルカ」紙が報じたところによると、同会長はバイエルン・ミュンヘンに敗れて無冠が決定した数日後、アトレティコ・マドリードにグリーズマンとフェリックスのトレード移籍を持ちかけていたという。「驚くべき提案」と表現されているこのオファーは、アトレティコ側から即座に拒否されていたようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)