ユーベ新監督ピルロ、盟友ネスタに“直電”で入閣打診か タッグ結成の可能性を伊紙報道
ネスタ監督は今季フロジノーネを率いてセリエA昇格を惜しくも逃す
ユベントスのアンドレア・ピルロ新監督が、チームのコーチングスタッフとして、かつてのチームメートであるアレッサンドロ・ネスタ監督(フロジノーネ)を勧誘していると伊紙「コリエレ・デッロ・スポルト」が報じた。
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ピルロ監督はマウリツィオ・サッリ前監督の解任により、ユベントスU-23の指揮官就任予定から急転直下で“トップ昇格”を果たした。
新生ユベントスでは、ナポリのプリマヴェーラ(下部組織)を率いていた元イタリア代表MFロベルト・バローニオ氏や昨季までクロアチアのハイドゥク・スプリトを率いていた元クロアチア代表DFイゴール・トゥドール氏の入閣が報じられているが、ピルロ監督はそこへさらに旧知の仲である元イタリア代表メンバーもスタッフに加えようとしているという。
それが現在はセリエBのフロジノーネを指揮するネスタ監督だ。ピルロ監督とはACミラン時代に同僚で、イタリア代表でも共に2006年ドイツ・ワールドカップ優勝を経験。2016年にアメリカのマイアミFCで監督デビューを飾り、その後はペルージャ(2018~19年)、フロジノーネ(2019年~現在)とセリエBで経験を積んでいる。今季はフロジノーネを昇格プレーオフまで導いたが、決勝でスペツィアに敗れてセリエA昇格は逃していた。
報道によれば、ピルロ監督はネスタ監督に直接電話をかけ、スタッフに加わってほしいと頼み込んでいるという。ピッチ上では誰よりも経験豊富なピルロ監督も監督としては“ルーキー”なだけに、頼れる存在をチームに加えたいと考えているようだ。
現役時代は“ロッソネリ(赤と黒。ミランの愛称)”でチームメートだった2人だが、今度は“ビアンコネリ(白と黒。ユベントスの愛称)”でタッグを組むことになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)