12年ぶりのプレミア制覇を狙うアーセナルに暗雲… 守護神が最大4週間の離脱

好調を支えるGKチェフを欠き、勝負どころの連戦へ

 アーセナルのチェコ代表GKペトル・チェフは、2日のスウォンジー戦でふくらはぎを負傷した。検査の結果、最大4週間の離脱となることをアーセン・ベンゲル監督が認めた。3つのタイトル獲得の可能性を残すアーセナルだが、いずれのコンペティションも守護神不在のなかで大一番を迎えるだけに、チームには激震が走っている。英国営放送「BBC」が報じた。

 プレミアリーグ3位のアーセナルは5日、2位トットナムとの「ノースロンドンダービー」を控えている。さらに、中2日で三連覇を目指すFAカップ5回戦再試合のハル戦、12日のリーグ第30節ウェスト・ブロムウィッチ戦を経て、16日にはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16の第2戦、敵地バルセロナ戦と重要なゲームが続く。

 プレミアリーグ史上最多、174試合のクリーンシート(無失点)を記録する守護神離脱は、チームにとってまさに大誤算。コロンビア代表GKダビド・オスピナという実力者が控えるとはいえ、ここまでチームを引っ張ってきた精神的支柱を欠くことのダメージは計り知れないだろう。4週間の離脱となれば、19日のエバートン戦、そして4月2日のワトフォード戦まで不在となる可能性もある。

 

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