バルセロナ「移籍不可」7人リスト エースFWスアレスが選外、古巣復帰の可能性
放出する可能性がない選手にメッシら7選手、スアレスやブスケッツ
バルセロナはUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝で、バイエルン・ミュンヘンに2-8の惨敗を喫し、クラブ内の改革を始めている。すでに、キケ・セティエン監督を解任し、選手の入れ替えも報じられるなか、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は、7人の移籍不可選手を発表した。この発表は大きな波紋を呼んでいるが、7人に入っていないウルグアイ代表FWルイス・スアレスは、古巣アヤックスへの復帰が近づいているという。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
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バルトメウ会長が今夏の移籍市場で放出する可能性がない選手として挙げたのは、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン、フランス代表DFクレマン・ラングレ、ポルトガル代表DFネルソン・セメド、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング、フランス代表FWウスマン・デンベレ、そしてフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの7名だった。
一方で、スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツやスペイン代表DFセルジ・ロベルト、スペイン代表DFジョルディ・アルバ、そしてスアレスらはこのリストに入らなかった。
2014年にバルサに加入したスアレスは、6シーズンで198得点を叩き出し、クラブの歴代最多得点者ランキングで3位となっている。しかし、今季は負傷に苦しめられ、33歳という年齢からも、すでにキャリアのピークは越えたと考えられている。
イタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏は、自身のツイッターで「ルイス・スアレスの状況に注視しよう。彼はバルトメウ会長の『移籍不可』リストに入らなかった。バルサは重要なオファーがあれば、彼を売る準備をしている。アヤックスは彼の代理人に接触し、復帰させようと試みている。多くのクラブが追随するだろう」と、争奪戦が起こることを予想した。
バルトメウ会長は、クラブのベテランについて「何人かの選手のバルセロナでの時間は終わった。補強が行われ、チームを前進させる新たなリーダーを迎えるだろう。世界最高のクラブにしてくれた選手たちに感謝をしたい。だが、何人かの選手は去る時が来た。数名のベテランは売却となり、感謝と謝意を受けながら、クラブを去るだろう」と、語っている。
07年から11年に所属したアヤックスでスアレスは、計111ゴールを挙げ、リバプールへ移籍していった。バルサでも抜群の決定力を示していたストライカーは、アヤックスに戻ることになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)