U-23日本代表DF菅原由勢、強豪リーグ戦で衝撃30mミドル弾に海外称賛「美技を披露」
リールとのプレシーズンマッチで圧巻の一撃、クラブが映像公開「なんてゴールだ!」
オランダ1部AZアルクマールのU-23日本代表DF菅原由勢が、8日のプレシーズンマッチとなるリール戦で約30メートルの衝撃ミドル弾を叩き込み、「美技を披露」と海外メディアが絶賛している。
9月に新シーズンの開幕を控えるなか、昨季のリーグ・アンで4位と好成績を残したフランスの強豪リールと対戦。0-1と劣勢で迎えた後半28分に菅原が輝きを放つ。
AZが左CKを得ると、ショートコーナーからつないで敵陣中央へパス。パスを受けた菅原が相手ゴールまで約30メートルの位置から豪快に右足を振り抜くと、相手GKも届かないゴール左上に圧巻の一撃を突き刺した。実況も思わず絶叫するスーパーゴールだった。
菅原の同点ゴールで追いついたAZは、その後に追加点を奪って2-1と逆転勝利。途中出場ながらチームの勝利に貢献した菅原の一撃に、衛星放送「FOXスポーツ」オランダ版は「美技を披露」と絶賛した。クラブ公式YouTubeチャンネルが菅原のゴール映像を公開し、公式ツイッターも「なんてゴールだ!」と賛辞を送っている。
現在20歳の菅原は来年の東京五輪でも活躍が期待される逸材。名古屋グランパスを経て2019年夏からAZで挑戦を続け、昨季はリーグ戦16試合2ゴールの結果を残した。新シーズンを迎えるなか、注目の海外組プレーヤーの1人となりそうだ。
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