新生・長野Lが掲げる「2部リーグ優勝」 リーダー泊志穂が自身に課す“ノルマ”は?

今季の長野Lは「サイド」が一つ鍵を握ることになると語った【写真:©2008 PARCEIRO】
今季の長野Lは「サイド」が一つ鍵を握ることになると語った【写真:©2008 PARCEIRO】

「リモートマッチで結果を出して、8月1日の試合でたくさんの人にお会いしたい」

 全員攻撃・全員守備において、泊によれば今季の長野Lは「サイド」が一つ鍵を握ることになるという。

「今年はサイドハーフがポイントになるというか、ディフェンスに関わっていないFWを起点に攻めることが多いです。新加入選手だと中盤のMF住永(楽夢)選手は私より小さい(身長148cm)けどパワフルだし、ヘディングも落下地点に入るのが上手で、競り合いで負けていない。大事なポジションで、リーダーシップも取ろうとしてくれているので、起点になってほしいと思います」

ビデオ会議アプリ「Zoom」での取材の様子【写真:©2008 PARCEIRO】
ビデオ会議アプリ「Zoom」での取材の様子【写真:©2008 PARCEIRO】

 2部リーグ優勝(2020年のなでしこリーグは昇降格なしのレギュレーションを採用)を目指し、19日にはリモートマッチ(無観客試合)でちふれASエルフェン埼玉と開幕戦を戦う。泊は「個人としては10得点」を目標に掲げるとともに、地元・長野のサポーターへメッセージを送る。

「私もなでしこリーグから約3年離れていて、今の2部がどれだけのレベルなのか未知数な部分があります。1部の高いレベルでやりたいと考えた時に、2部でしっかりと戦えないといけない。チームとして『2部優勝』を掲げているので、みんな気合いが入っています。最初2試合はリモートマッチになりますけど、パルセイロで映像配信するので見て頂けたら嬉しいですし、走り切るとか、フレッシュかつ熱い気持ちで皆さんに元気をお届けしたい。しっかり結果を出して、観客を入れられる8月1日の試合でたくさんの人にお会いできればと思います」

 リーグ開幕とともに、新生・長野Lの新たなチャプターが始まる。

※取材はビデオ会議アプリ「Zoom」を使用して実施。

(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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