モウリーニョ監督に余裕なし? アーセナルの”イジりSNS”に不快感「問題の渦中にいる」
「他クラブの問題を面白がるのは、そのクラブも問題の渦中にいる時だけ」と指摘
トッテナムは現地時間6日のプレミアリーグ第33節エバートン戦に1-0で勝利したが、依然として8位と苦しんでいる。ジョゼ・モウリーニョ監督にも余裕はないようだ。
トッテナムが2日の敵地シェフィールド・ユナイテッドに1-3で敗れた後、同じ北ロンドンを本拠地とするライバルクラブのアーセナルは、公式フェイスブックに「シェフィールド・ユナイテッドをブラモール・レーンで倒すことは、簡単ではない」というひと言を付け、アウェーで行われたFAカップのシェフィールド・ユナイテッド戦で勝利した自分たちのハイライト動画をアップした。
モウリーニョ監督はこの行動が気に入らなかったようだ。米スポーツ専門局「ESPN」によれば、「もし彼らがリーグの上位にいて、4位以内を争っているのであれば、このようにはしないはずだ。他クラブの問題を面白がるのは、そのクラブも問題の渦中にいる時だけだ。言い換えると、彼らは祝うことがほとんどない。だから、楽しめる機会を懸命に探さないといけないんだ」と、敗戦を“イジられた”ことに不快感を示したという。
33節終了時点での順位表では、アーセナルは勝ち点49の7位、トッテナムは同48の8位となっている。
「彼らは順位表でも、私たちと似た状況にある。クラブについて、その投稿やツイートで判断したくはない。私は間違っているかもしれないし、私は正しいかもしれないが、あの投稿をした人は自分たちの判断でやったのだろう。あれを投稿したのが、(ミケル・)アルテタ監督だとは思わないし、(グラニト・)ジャカや他のキャプテンたちでもないと思っている。もしかしたら3カ月間、自宅で作業をしている者がやったのかもしれないね。それならば問題ないが、彼らが出てくることを待っているよ」
12日にはアーセナルとの北ロンドンダービーを控えるトッテナム。試合前後を含めて、モウリーニョ監督からも目が離せなさそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)