ソーシャルディスタンス確保? 英2部の衝撃“モップインタビュー”に脚光「信じられない」

ミルウォールのゲイリー・ローウェット監督【写真:Getty Images】
ミルウォールのゲイリー・ローウェット監督【写真:Getty Images】

ミルウォール・ローウェット監督の取材でモップにレコーダーを括りつけた記者が登場

 英2部チャンピオンシップで珍シーンが生まれた。ミルウォールのゲイリー・ローウェット監督が取材を受けた際、新型コロナウイルス感染拡大の防止策としてインタビュアーがモップの柄にボイスレコーダーを括りつけてコメントを録音する奇抜なスタイルを披露し、「地球上で最も偉大なリーグだ(笑)」と話題を呼んでいる。

 17日に再開されたプレミアリーグに続き、英2部チャンピンシップも20日からシーズンをスタート。39試合を消化して11位(13勝16分10敗/勝ち点55)のミルウォールは、プレーオフ圏内の6位カーディフと勝ち点5差につけており、負けられない試合が続く。

 30日にリーグ第40節スウォンジー戦を控え、ローウェット監督が受けた囲み取材で珍シーンが発生。世界各国でソーシャルディスタンスが謳われ、人との距離を約2メートル確保するように提唱されるなか、日本ではリモート取材が主流になっているが、モップの柄にボイスレコーダーを括りつけて、コメントを録音する記者の様子がSNS上で拡散された。

 英メディア「The Sportsman」は「ミルウォールのゲイリー・ローウェット監督はモップでインタビューされている」とレポートすれば、サッカーニュースサイト「the sack race」も「チャンピオンシップは地球上で最も偉大なリーグだ(笑)」とユニークに言及。さらに、現役時代にポーツマスなどでプレーした元サッカー選手で、現在はアナリストを務めるクリス・カマラ氏が自身のツイッターで「フットボールの試合では普段目にしないものだ」とつぶやいた。

 カマラ氏の投稿には、「その案は俺が最初に考えた」「信じられない」「彼はモップを綺麗に保つように言われただろう」「ああ、神よ。もはや悲劇だ」「モップ男」など多数のコメントが寄せられており、注目を集めている。

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