ヨビッチ、ギブス姿でBBQ参加ショットを即削除 レアルが”叱責”か「デリカシーに欠けている」

レアル・マドリードのセルビア代表FWルカ・ヨビッチ【写真:Getty Images】
レアル・マドリードのセルビア代表FWルカ・ヨビッチ【写真:Getty Images】

負傷中のレアルFWヨビッチが公式インスタグラムに投稿写真を公開後削除

 レアル・マドリードのセルビア代表FWルカ・ヨビッチが、自身のインスタグラムに友人らとバーベキューを楽しむ写真を挙げたが、その後すぐに消去。どうやら負傷中だったこともあり、クラブからお叱りを受けたようだ。スペイン紙「AS」が伝えている。

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 ヨビッチは2018-19シーズンにフランクフルトでブンデスリーガ、UEFAヨーロッパリーグ(EL)と八面六臂の活躍を見せ、27ゴール7アシストを記録した。その力が買われて移籍金6000万ユーロ(約70億8000万円)という額面でレアルの一員となった。

 30代を迎えた元フランス代表FWカリム・ベンゼマの競争相手ならびに後継者としてセンターフォワードの期待は大きかったものの、開幕前から負傷に泣くなど苦しむシーズンに。そして新型コロナウイルス禍においては母国セルビアのベオグラードでロックダウン状態にある中でガールフレンドとともに外出する姿を目撃されて批判を受け、レアルの練習が再開される前にはトレーニング中にかかとを骨折するなど踏んだり蹴ったりの状態が続くが、またも今回、ピッチ外での言動がクラブの反感を買ってしまったようだ。

 きっかけはヨビッチがインスタグラムに投稿した写真で、友人とバーベキューを楽しんでいるもの。もちろんスペインではロックダウンの緩和措置が取られていて、10人程度が集まってバーベキューをすることは全く問題にはならない。ところが、ヨビッチはすぐに投稿を消去。どうやら右足にはギブスをしている上に、法律違反ではないとは言え、ソーシャルディスタンスを遵守しているとは到底思えない距離感の写真であるためにクラブからお叱りを受けたようだ。

 「AS」は、「ヨビッチのケガを考えれば、一番の治療は負傷した足を完全に休ませること。それに、マドリードの選手らが取り組む厳しい食事制限を考えれば、このような写真を公にするのはいいアイデアだったとは言えない。自分の健康を軽視しているだけでなく、彼は自身がデリカシーに欠けていることを表してしまったとマドリードは感じているだろう」と綴っている。ヨビッチの行動は厳しい目で見られるかもしれない。

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