“感染予防違反”のサンチョに同僚MFが助言 ピッチ外での未熟を指摘「もう少しスマートに…」

ドルトムントMFエムレ・ジャンがMFジェイドン・サンチョについて言及【写真:Getty Images】
ドルトムントMFエムレ・ジャンがMFジェイドン・サンチョについて言及【写真:Getty Images】

MFジャン、後輩サンチョへのサポートの重要性に言及 「チームとしても責任がある」

 ドルトムントのドイツ代表MFエムレ・ジャンが、ドイツサッカーリーグ機構(DFL)から罰金処分を受けた同僚のイングランド代表MFジェイドン・サンチョに「もう少しだけスマートになる必要がある」とアドバイスを送った。ピッチ上では文句なしのトッププレーヤーだが、ピッチ外での成熟が必要だと指摘している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

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 サンチョを始めとしたドルトムントの6選手は先日、自宅に美容師を呼んで散髪。その際の写真がSNSで公開されたなか、サンチョとスイス代表DFマヌエル・アカンジの2人はマスクを着用していなかった事実が発覚し、リーグ側が定める感染予防対策のプロトコル違反でDFLから罰金処分を科された。

 一方、その他のベルギー代表MFトルガン・アザール、同MFアクセル・ヴィツェル、ポルトガル代表DFラファエル・ゲレイロ、U-21フランス代表DFダン=アクセル・ザガドゥは証拠不十分でお咎めなしに。処分が決まった後、サンチョは自身のツイッターで「冗談だろ、DFL」と抗議のツイートを投稿した。

 こうした一連の出来事を受け、ドルトムントのジャンはサンチョがピッチ外での振る舞いについて見直すべき点があると指摘している。

「ジェイドンには少し指導が必要だ。彼はピッチ外でも素晴らしい青年だが、こういったことについてはもう少しスマートになる必要がある。美容師は誰にとっても必要。彼は成長しなければいけない。これから先はこのようなミスを犯してはならない」

 さらに、26歳の先輩ジャンは、20歳の後輩サンチョに対し「チームとしても責任がある」と語ったうえで、周囲のサポートの重要性についても言及した。

「僕らは彼(サンチョ)に対してイライラしているわけじゃない。彼がもっと規律を守らなければならないことは分かっているし、それは彼も承知している。彼がスキャンダルを起こそうとわざとやっているとも思わない。彼はまだ気づいていないのかもしれないが、多くの人を信頼しすぎているのかもしれない。彼には導いてくれる人が必要だ。そのためには周囲の環境も非常に重要だろう」

 10代でトップ選手の仲間入りを果たし、今やビッグクラブへの移籍も噂されるサンチョ。今後のさらなるステップアップのためにも、プレー面以外の成熟が一つの課題となりそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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