エイバルMF松川がSNSで発表　「サッカー選手を引退することに決めました」

　スペイン2部エイバル女子サッカーチームに所属していたMF松川智が公式インスタグラムで現役引退を表明した。「私はこの度サッカー選手を引退することに決めました」と綴り、6枚のお宝ショットを公開すると、日本や海外のファン、現役選手から「お疲れさま！」「日本のイニエスタ」などの声が上がっている。

　現在26歳の松川は、早稲田大学やフンダシオン・アルバセテを経て、2019年にエイバルに加入。今季終盤は新型コロナウイルスの影響でシーズンが中断し、5月6日にそのままシーズン終了が決まったなか、松川が所属するエイバルは2位で1部昇格を果たした。

　23日にインスタグラムを更新した松川は「私はこの度サッカー選手を引退することに決めました」と切り出すと、次のように思いを綴っている。

「小さい時からやってきた約20年間のサッカー三昧生活。今まで私の生活にサッカーという言葉は当たり前で、そりゃもちろん楽しいことだけじゃなかったけど、夢中に突っ走ってこれたのもサッカーのおかげ。たくさんの経験をさせてくれてありがとう。たくさん成長させてくれてありがとう。たくさんの出会いをありがとう。全てが一生の宝物」

　投稿では6枚のお宝ショットを添えて一挙に公開。愛媛レディースDF佐藤比香理が「あんたのサッカー人生にたくさん関われたこと誇りに思う！どんな道も応援してるよ」と労をねぎらった。

　さらに日本のファンから「お疲れさま！」「世界一好きなサッカー選手でした」という声が上がれば、海外ファンも「日本のイニエスタ」「新しい挑戦が待っている。幸運を」と綴っている。スペインを舞台に長年戦い続けた松川に対して、温かいメッセージが続々と届いているようだ。