「よく止まった」 名手イニエスタの切り返し弾阻止、横浜FC守護神が“好セーブ”解説

開幕戦で対戦した横浜FCのGK六反(左)と神戸MFイニエスタ【写真:Noriko NAGANO】
開幕戦で対戦した横浜FCのGK六反(左)と神戸MFイニエスタ【写真:Noriko NAGANO】

今季開幕戦でイニエスタがボールカットから個人技でシュートに持ち込むも好セーブ

 新型コロナウイルスの影響でシーズンを中断しているJリーグは現在、「#教えてほしいJ」と題し、「選手がプレー時に考えていたことを”勝手に”質問していく企画」をツイッター上で実施している。今回は、今季開幕戦で名手アンドレス・イニエスタのシュートを止めたセーブにスポットライトが当てられている。

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「2020明治安田生命J1リーグ第1節 ヴィッセル神戸 vs 横浜FC戦の#六反勇治選手のナイスセーブ どんなこと考えていたのでしょうか」

 2月23日に行われた一戦は、お互いに1ゴールずつを奪い、1-1のまま終盤を迎えた。そして、後半35分にイニエスタが敵陣左サイドでボールをカット。そのままペナルティーエリア内に持ち込むと、3人に囲まれながら細かいステップで交わして左足シュートを放つ。低空の一撃が六反の足元を襲ったが、鋭く反応して左手で弾き、こぼれ球も相手FWが詰めるより前に拾ってピンチを守り抜いた。

 六反は自身のツイッターで、Jリーグの企画に答える形でFK弾を振り返っている。

「まずはイニエスタがトラップしたときにシュートを打てるところに相手はいないと判断した。PA内の中ではマギーニョ、ファールするなよ。と思い次はイノさん中に重心乗りすぎ!と思い、ヤバい!と思ったらいつの間にかボールが飛んできてました!! よく止めたというよりよく止まったという感じです」

 ボールロストをして背後からイニエスタにプレッシャーをかけたDFマギーニョ、正面で対峙していた元日本代表DF伊野波雅彦の対応を追っているうちにシュートが飛んできていたという。それでも、長年バルセロナで活躍した名手が思わず頭を抱えて悔しがったセーブに、ファンからは「身体がよく反応した。ってプレーですね」「あのイニエスタ選手に頭を抱えさせてるプレーというのがとてもかっこいいと思いました」「さすが神戸キラー」と称賛の言葉が送られていた。

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