長谷部は「守備のベストプレーヤー」 4連敗のフランクフルト、独紙が“先発起用”を主張

フランクフルトMF長谷部誠【写真:Getty Images】
フランクフルトMF長谷部誠【写真:Getty Images】

ボルシアMGに1-3敗戦、ヒュッター監督の采配に疑問を呈す

 元日本代表MF長谷部誠と日本代表MF鎌田大地が所属するフランクフルトは、16日に行われたブンデスリーガ第26節ボルシアMG戦で1-3の敗戦を喫した。中断前から続いていたリーグ戦での連敗が「4」となり、不振からの脱却の糸口をつかめずにいる同クラブだが、現地メディアからは長谷部の先発起用への期待が高まってきている。

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 長谷部は16日のボルシアMG戦では先発を外れ、後半29分からDFダビド・アブラームとの交代でピッチに投入された。20分弱の出場時間だったが、ドイツメディアからの評価は悪くなかった。ドイツ紙「ビルト」は同試合での長谷部について、「チーム内で守備のベストプレーヤーだが、長いことベンチに座っていた。ビルドアップでのパスの精度が高く、守備時のポジショニングも適切だった」と評価するとともに、同選手を先発起用しなかったアディ・ヒュッター監督の采配に対して疑問を呈している。

 フランクフルトの地元紙「Usinger Anzeiger」でも、「フランクフルトが変えなければならないこと」と題した特集記事が掲載された。同紙はフランクフルトの現状について、「深刻な危機に直面している」と指摘し、「ヒュッター監督には、3バックシステムに戻す以外の選択肢は残されていない。長谷部はチーム内でも少ない素晴らしいテクニックの持ち主であり、彼はこの不安定で戦力的に見劣りするチームの中で確たる地位を獲得しなければならない」として、長谷部をリベロ役に配した3バックシステムの再導入を提案している。

 また、同紙では長谷部の去就についても言及。「彼が来季もチームに残るかどうかはまだ分からない。この36歳の日本人プレーヤーが見せているパフォーマンスは1年間の契約延長に値するものだが、クラブの首脳陣は彼の高い年俸が原因で思案を続けている。出口もまた開いた状態にある」と同選手の現状について触れ、依然として戦力として計算できる選手であるものの、条件面でクラブと折り合いがつくかどうかが交渉妥結のカギになると分析している。

 フランクフルトの次戦は、23日に予定されている首位バイエルン・ミュンヘンとのアウェーゲームとなる。ヒュッター監督は以前から今後の過密日程を考慮したローテーションの導入を明言していることから、システム変更や長谷部の先発復帰の可能性も十分にある。そのため、現地では指揮官の決断に注目が集まっている。


(FOOTBALL ZONE編集部)

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