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ヘルタの35年ぶりの鬼門突破に貢献した原口 スペイン紙がハリルJの切り込み隊長を特集
鮮やか3人抜きゴール
ヘルタ・ベルリンの日本代表FW原口元気は、DFBポカール準決勝ハイデンハイム戦後半13分に3人抜きの鮮やかなゴールを決めた。スペイン地元紙「AS」は、「原口がヘルタの35年ぶりのカップ戦準決勝への壁を終わらせる」と特集している。
1985年以来、カップ戦準決勝に進出できなかったヘルタの壁を原口が破った。2-1で迎えた後半13分、ドリブラーは左サイドから果敢にカットイン。相手3人を交わすと、右足で豪快なゴールを決めた。
ヘルタはこの後、PKで一点を奪われたために、原口の3点目は値千金の一撃となった。このドリブラーの活躍はスペイン でも伝えられることになった。
ブンデスリーガの日本人選手は、ドルトムントの日本代表MF香川真司がトーマス・トゥヘル監督から先発から外され、マインツの日本代表FW武藤嘉紀が膝の故障で戦線離脱を強いられるなど、前半戦に輝いた2人が苦しい後半戦を迎えている。それだけに、スペインにも、その名をとどろかせたハリルジャパンの切り込み隊長の活躍は、大きな朗報と言えそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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