ブンデスリーガ、今月中旬にも再開へ バイエルンCEOも歓迎「幸福感を感じている」

ブンデスリーガは今月中旬にも再開する見込みとなった【写真:Getty Images】
ブンデスリーガは今月中旬にも再開する見込みとなった【写真:Getty Images】

バイエルンのルンメニゲCEOがコメント発表 「我々はリーグ再開の要件を満たした」

 新型コロナウイルスの影響で中断していたドイツ・ブンデスリーガは今月中旬にも再開する見込みとなった。バイエルン・ミュンヘンのCEO、カール=ハインツ・ルンメニゲ氏はフットボールのある週末が戻ってくることを歓迎している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

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 ドイツでは6日にアンゲラ・メルケル首相が各州政府とのビデオ会議を実施。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月13日から中断されていたブンデスリーガを再開させることで合意に達したという。試合は無観客で行われ、5月15日にも再開されると報道されている。

 ドイツではすでに少人数に分けてのチームトレーニングが行われるなど準備は進められており、欧州5大リーグで最も早い再開となる。

 バイエルンのルンメニゲ氏は、リーグ戦再開に喜びのコメントを発している。

「FCバイエルンは大きな感謝と満足感、そして幸福感を感じています。このために長い間、懸命に取り組んできました。政治家からゴーサインが出たことで、我々はリーグ再開の要件を満たした。ブンデスリーガにとって重要な一歩となります」

 サッカーはドイツで最も人気のあるスポーツで、スタジアムの収容率の高さは世界でも随一。ルンメニゲ氏も「バイエルン州のマルクス・ゼーダー首相がブンデスリーガのある週末は、ない週末よりもずっと耐えられると言った。この言葉が全てを物語っている」と語ったうえで、フットボールのある週末が戻ってくることを歓迎した。

「システム的にフットボールが重要なものではないことは分かっている。だが、フットボールは社会的に意味がある。5月半ばからプレーが再開されれば、その週末は誰にとってもより過ごしやすいものになるだろう」

 また、ルンメニゲ氏はシーズンが無事に決着する見込みとなったことも重要だと指摘している。隣国のオランダやフランスではリーグ戦が打ち切りとなり、オランダではタイトルや昇降格が行われず、フランスは打ち切り時点での平均獲得勝ち点で順位を決定することになっていた。

「ブンデスリーガはオランダやフランスのようにピッチ外で決められるのではなく、ピッチの上で決定されることが重要だ。誰がチャンピオンになるのか、誰がチャンピオンズリーグに出場するのか、誰が降格するのか。これらのことは不満や法的な問題につながってしまう。ブンデスリーガが続けられることは良いことだ。このまま中止になっていたら財政的にも大きな影響があった。全クラブにとって大きな痛手となっていただろう」

 ブンデスリーガは中断時点で第25節の途中までを消化(フランクフルトとブレーメンが1試合未消化)し、バイエルンが勝ち点55で首位。同51で2位ドルトムント、同50で3位RBライプツィヒ、同49で4位ボルシアMGと熾烈な上位争いが繰り広げられている。バイエルンはこのままリードを守り切り、マイスターシャーレ(優勝トロフィー)を掲げることができるだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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