ドルトムント戦に先発も無得点のヘルタ原口 「おいしいところをもらいに行ったけど…」

上位対決で好機演出もゴールを奪えず

 ヘルタ・ベルリンの日本代表FW原口元気は、6日のドルトムント戦にフル出場を果たした。試合は0-0の引き分けに終わったが、原口はカウンターからチャンスを演出するなど、自身やチームの出来に一定の手応えを感じているようだ。しかし一方で、得点チャンスで味方からパスをもらえなかったシーンについては、「おいしいところをもらいに行ったんですけどね」と悔しさもにじませた。ブンデスリーガ公式サイトが報じている。

「(ドローに終わって)いやあ、まあ勝ちたかったですけどね。ボールを持たれてましたけど、チャンス(の回数)で言ったらあまり変わらなかったと思うし。でも、引き分けが妥当なのかなっていうのはあります。やっぱり、3ポイント欲しかったですけど、まあでも仕方ないかなと思います」

 試合を振り返り、原口はこのように話していた。2位と3位の直接対決だったとはいえ、ドルトムントとの勝ち点差は10。大きな差を縮めるためにも勝利が欲しかったが、得点は遠かった。ヘルタはドルトムントの9本を上回る10本のシュートを放ち、そのうち7本は枠を捉えたが、ネットを揺らすところまではいかなかった。

「やっぱり力関係では向こうが上なのは間違いないので。ボールは持てなかったですけどね」と、自分たちが格下であることを認めていた原口だが、「自分たちがやりたいようにやれました」と、この試合のチームのパフォーマンスには自身をのぞかせていた。

 

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