「恥を知れ」 “給与カット”保留のアーセナルMFエジルを英記者が痛烈批判「本気かい?」

給与カットの受け入れを保留としたアーセナルMFメスト・エジル【写真:Getty Images】
給与カットの受け入れを保留としたアーセナルMFメスト・エジル【写真:Getty Images】

アーセナルの給与削減に合意しなかったと報じられたエジルが批判の的に

 アーセナルファンとして知られる英国人ジャーナリストのピアース・モーガン氏が、同クラブでの給与削減に合意しなかったと報じられたドイツ代表MFメスト・エジルを痛烈に批判している。英紙「ザ・サン」が伝えた。

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 新型コロナウイルスの感染拡大が全世界に打撃を与えているなか、プレミアリーグのアーセナルは、トップチームに所属する選手、監督、コーチングスタッフの給与削減で合意したことを発表。しかし、3人の選手は完全に合意しておらず、エジルはそのうちの1人だという。

 ただし、クラブはエジルと個別に話し合いを設けており、エジル自身も将来的な給与削減に応じる構えを見せているとのこと。最終的にクラブがどれだけの収益を上げられるかが明確になってから決断を下したい意向があるそうで、場合によっては、他のチームメートたちが応じた12.5%以上の給与削減にも応じる見込みとされている。

 そんななか、モーガン氏は自身の公式ツイッターで「不名誉なことだが、驚かない。2017年以降、エジルは何もせずに週給35万ポンド(約4700万円)をもらっているんだ」とコメント。さらに、自身がホストを務めるテレビ番組「グッドモーニング・ブリテン」でも、「恥を知れ、メスト・エジル」と痛烈に批判をしている。

「君よりもはるかに安い給料の一部の若い選手が12.5%の給与カットを受け入れている。君にとっては雀の涙のような金額だろう。それなのに、実際にサッカーをする以上に毎晩プレイステーションをしている君が、財政状況がどうなるのか様子を見たいから、(給与削減を)受け入れたくないなんて。本気かい?」

 一方で、「ザ・サン」はエジルを擁護するファンの反応も紹介。SNS上では「メスト・エジルは世界中のチャリティーやローカルビジネスに多大な貢献をしている。病院、チャリティー、生活に困窮する小さな子どもたち。みんな、エジルの寄付に助けられている」「メスト・エジルは世の中のために、様々なチャリティーに多額の寄付をしている。それにもかかわらず簡単にターゲットにされる」などとの声が挙がっている。

 エジルの代理人であるエルクト・ソグト氏は、今月上旬に「給与削減は一つのオプションだが、すぐに合意に達する必要がない」とし、クラブの損失が明らかになったあとに決定すべきと主張するなど、あくまで時期尚早という考えを示している。エジルの給与を巡る報道は、今後もしばらく続きそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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