現地絶賛の「アクロバット」なダイビングヘッドも! 岡崎の今季ゴール「TOP5」に脚光
ここまで26試合8得点の岡崎が挙げた今季のゴールTOP5を「DAZN」が選出
ウエスカに所属する日本代表FW岡崎慎司は、今季から自身の夢だったスペインで、リーガ・エスパニョーラ2部に初挑戦している。ここまで26試合に出場して8得点。新型コロナウイルス感染拡大の影響でリーグは中断しているが、直近4試合4得点と量産体制に入っていた。そのなかでも、岡崎が今季見せたベストゴール「TOP5」を「DAZN」が選出している。
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最初に選ばれたのは、2019年10月19日第12節ルーゴ戦(2-3)。先発出場し、後半にシーズン2点目となる追撃のゴールを決めた。前線で起用された岡崎は、1点を追う後半9分、最終ライン裏を抜け出たMFミゲロンがペナルティーエリア右の深い位置から折り返すと、ゴール前に走り込み、身体ごと投げ出してゴールネットを揺らした。シーズン2点目でチャンスを広げた一発となった。
続いて、2019年10月27日第13節エルチェ戦(2-0)では、ルーゴ戦に続いて決めた。センターフォワードの位置で8試合連続となるスターティングメンバー入り。厚い信頼を集めるなかでゴールチャンスを窺うと、前半45分に岡崎は“らしさ”を発揮する。MFフアン・カルロスからのスルーパスを素早い動き出しで受け、右足シュートを放った。これが相手GKの股を抜いて先制ゴールをゲットした。
3つ目は、日本人対決となった2019年12月22日第21節サラゴサ戦(2-1)。“親友”MF香川真司との対戦で、それぞれ先発出場した。先に存在感を発揮したのが岡崎。前半20分、MFセルヒオ・ゴメスが左サイドからグラウンダーのクロスを入れると、ゴール前に走り込んだ岡崎が身体ごと投げだしてゴールにねじ込んだ。まさに岡崎の真骨頂とも言える一撃でウエスカが先制点をゲットした。
今年に入ってからも岡崎の勢いは止まらない。2020年2月15日第28節アルメリア戦(3-2)では今季5ゴール目を奪取。久々にキックオフからピッチに立った岡崎は、前半22分に見せた。左サイドのダビド・フェレイロがペナルティーエリア左外45度の位置から鋭いクロスを入れる。これに対してニアサイドにポジショニングを取った岡崎が、ゴールからややマイナス方向に動きながらも体を巧みに動かしたダイビングヘッド。ボールは虚を突かれた相手GKの手をすり抜けるようにゴール左隅へと収まった。これにはスペイン紙「AS」も得意のダイビングヘッドでのゴールを「アクロバットだ」と称賛している。