三好所属のアントワープ、“2人目の日本人”獲得へ 元日本代表MF森岡亮太に白羽の矢か

ベルギーのシャルルロワに所属するMF森岡亮太【写真:Getty Images】
ベルギーのシャルルロワに所属するMF森岡亮太【写真:Getty Images】

シャルルロワは来季に欧州大会へ出場できるチャンスがあり、森岡の放出は否定的

 ベルギー1部アントワープは現地時間28日、川崎フロンターレから1年のレンタルで加入していた日本代表MF三好康児の買い取りオプションを行使し、2023年6月末までの契約を結んだ。そのなかで、新たな日本人選手の獲得を模索しているようで、同リーグのシャルルロワに所属する元日本代表MF森岡亮太に白羽の矢を立てているという。ベルギー公共放送「RTBF」が報じた。

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 アントワープは過去に国内リーグで優勝4回を果たしている古豪。2017年にトップリーグに戻ってくると年々順位を上げ、今季も29節終了時点で4位につけ、最終節を待たずしてプレーオフ1出場圏内への順位を確定している。

 三好の買い取りオプションを行使して完全移籍に切り替えたなか、今夏の移籍市場で2人目の日本人獲得を見据えている模様だ。ベルギー紙「Het Nieuwsblad」によれば、そのターゲットが2019年冬にアンデルレヒトからシャルルロワに移籍した森岡だ。ここまで公式戦31試合で6ゴール5アシストを記録するゲームメーカーは、3位とチームの躍進に主力として貢献。その活躍が評価され、アントワープが獲得に興味を示しているという。

 ただ記事によれば、現時点でシャルルロワは来季に欧州大会出場の可能性があり、現段階で森岡を放出する意志はないとされている。また、アンデルレヒトからシャルルロワに加入した際に150万ユーロ(約1億8000万円)の移籍金を要したが、現在は市場価値が上がっており、値段もネックの一つのようだ。果たして、三好と森岡は同じチームで共闘することになるのだろうか。


(FOOTBALL ZONE編集部)



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