「不安」 本田が日本へ警鐘、新型コロナ感染拡大も「世界で割と普通に生活している唯一の国」

ボタフォゴMF本田圭佑がコロナウイルスの感染拡大に警鐘【写真:AP】
ボタフォゴMF本田圭佑がコロナウイルスの感染拡大に警鐘【写真:AP】

公式ツイッターで意見を述べる 「油断はするな」

 ブラジル1部ボタフォゴに所属する元日本代表MF本田圭佑が、公式ツイッターを更新した。世界中で新型コロナウイルスが感染拡大するなかで、「日本だけが世界で割と普通に生活している唯一の国という不安な状態」と投稿。母国へ警鐘を鳴らしている。

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 1月にボタフォゴに加入した本田は、登録上の問題やインフルエンザ感染によりデビュー戦が見送られていたなか、現地時間15日のリオデジャネイロ州選手権バングー・アトレティコ・クルーベ戦(1-1)に先発出場。昨年12月にオランダ1部フィテッセを退団後、念願だった新天地デビューを飾った。4-2-3-1のトップ下に入った本田は、開始6分に早くも華麗なスルーパスを通して存在感を発揮。さらに前半28分にはFWラファエウ・ナバーロが倒されて得たPKを、本田が冷静にゴール左へ決めて新天地デビュー戦でゴールをマークした。

 しかし、後半13分に同点ゴールを献上。本田は直後の同18分にピッチを退き、試合は1-1のドローに終わった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、本拠地ニウトン・サントスは無観客となったが、デビュー戦でさすがの存在感を示した。

 そんななか、本田は公式ツイッターを投稿。現在は新型コロナウイルス感染拡大の影響で世界中の公式戦が中断している。さらに、今夏の欧州選手権(EURO)やコパ・アメリカは来年への延期が決定した。パンデミックが加速しているなかで、本田は「日本だけが世界で割と普通に生活している唯一の国という不安な状態」と投稿。ハッシュタグでは「#かかるときはかかる」「#でも油断はするな」と、警鐘を鳴らしている。

 このツイートに大きな反響が寄せられており、ファンからは「他の国に比べたら、制限が少ないと思います」「平和ボケでない事を祈ります」「ここに来て生きるという当たり前のような人類のプロ意識が必要」との意見が飛んだり、「海外に比べたら普通に見えるかもしれませんが、普通ではないです」「日本人は清潔管理などもしっかりとしていると思います」といった声も見られた。

 世界的な問題となっている新型コロナウイルスだが、一体どのように収束していくのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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