南野、3トップと“共存路線”へ? 「リバプールの変化の鍵」と英指摘「4人が生む美しさは…」

リバプールMF南野拓実は強力3トップと共存ができるだろうか【写真:Getty Images】
リバプールMF南野拓実は強力3トップと共存ができるだろうか【写真:Getty Images】

来季に4-2-3-1システム採用なら、南野は「重要な役割を担ってプレーすることになる」

 世界中で感染拡大している新型コロナウイルスの影響により、プレミアリーグを含む欧州全域のリーグが中断を余儀なくされている。そんななか、英地元紙は「南野はチームがより一層危険な存在になるために、リバプールの大きな変化の鍵を握る」と見出しを打ち、来季に託される役割について取り上げている。

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 中国で発生した新型コロナウイルスは欧州で猛威を振るっており、プレミアリーグも4月3日まで延期を決定。その後の再開も不透明な状況だ。南野にとっても今年1月に加入して2カ月でリーグとクラブが活動休止となり、適応するうえで手痛い足踏みを強いられている。

 そんななか、英地元紙「リバプール・エコー」は「南野はチームがより一層危険な存在になるために、リバプールの大きな変化の鍵を握る」と見出しを打ち、「南野はいまだアンフィールドで適応できていないが、来季は遥かに重要な役割を担ってプレーすることになる」と指摘している。

 公式戦7試合出場でノーゴールノーアシストだが、リバプールは南野に対し「費用対効果、FWとしての多様性、最低4つのポジションでプレーできる能力、並外れたバックアッパーの面を踏まえて契約に至った」と説明し、スーパーサブとして評価されていることを伝えている。

 一方、来季は大幅に役回りが変わるかもしれない。「リバプールの4-3-3システムは現時点で大成功しており、大半の対戦相手が攻略できていない現状があるため、(南野にとって)難しい立ち位置となっている」としたうえで、今後のシステム変更の可能性に触れている。

「フィルミーノをトップ下、左にマネ、右に南野、最前線にサラーを置いた4-2-3-1システムは機能する可能性がある。4人が生み出す美しさは、相手DFを本当に苦しめるほどに流動的な攻撃だ」と世界屈指の破壊力を誇る強力3トップとの共存に前向きな意見を述べている。

 昨季はスイス代表MFジェルダン・シャキリが絶好調だった時期にユルゲン・クロップ監督は途中から4-2-3-1システムへと切り替え、結果につなげていた。「南野は簡単にこの立場を務めることができる」と太鼓判を押し、「リバプールは今夏シャキリを売却する意向だが、すでに理想的な代役を確保している」と強調していた。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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