中断決定のプレミア、過密日程をどう消化する? 英誌が5つの「対策オプション」提案

無観客試合やミニリーグの開催に現実味はなく、シーズン中止もフェアではない

 3つ目は、これまでにも各国で開催されている無観客試合の数を増やし、やや強引にでも試合を消化していくこと。しかし、選手やクラブスタッフに陽性反応が出ている現状を鑑みると、あまり意味がない措置とも言え、現実的ではなさそうだ。

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 4つ目がプレーオフやミニリーグを開催し、“直接対決”によって残留や欧州カップ戦の出場権といった来季の権利を争うというもの。この案では各チーム数試合を削減できることは間違いないが、リーグ戦での積み上げをある程度は無視することとなり、フェアさを欠く点が難しい。

 そして最後のオプションとされたのが、2019-20シーズンのプレミアリーグを完全に中止し、なかったものとしてしまうという“力技”だ。リーグ全試合を終えられないという前提に立てば、ある程度の妥当性はあるものの、最高のシーズンを過ごしていたリバプールが戴冠できないというのは明らかにフェアではない。

 5つのオプションが提示されたものの、「フォー・フォー・トゥー」の記事でも指摘されているように、現実的なのは現在の順位でのフィニッシュ、あるいはEURO2020の延期に期待して新型コロナウイルスの感染が収束に向かうのを待つことの二つ。世界最高峰のリーグとして名高いプレミアリーグは、どのような形で残りの2019-20シーズンを締めくくることになるのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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