レアルで不遇のハメス、来季プレミア移籍か ウルブスが95億円を用意とスペイン報道

レアル・マドリードMFハメス・ロドリゲス【写真:Getty Images】
レアル・マドリードMFハメス・ロドリゲス【写真:Getty Images】

敏腕代理人メンデス氏がウォルバーハンプトンに打診

 コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスが、いよいよレアル・マドリードから移籍することになりそうだ。スペインメディア「エル・デスマルケ」によれば、代理人を務めるホルヘ・メンデス氏がレアルで飼い殺し状態のハメスのために動き出したという。そして移籍先候補としてプレミアリーグのウォルバーハンプトンが名乗りを上げ、今夏に8000万ユーロ(約95億円)を用意すると報じた。

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 昨夏に期限付き移籍をしていたバイエルンからレアルに戻ったハメスは、ここまで公式戦でわずか13試合の出場にとどまり、1得点2アシストという寂しい数字となっている。負傷の影響もあったものの、スタメンで使われた試合は8試合で、事実上ジネディーヌ・ジダン監督の構想外となっている。

 そうした状況に、アトレティコ・マドリードやバレンシア、エバートンなど多くのクラブが獲得に乗り出したと噂されたが、いずれも実現することはなく破談に終わったという。その理由の一つに高額な移籍金が挙げられており、各クラブともレアルのフロレンティーノ・ペレス会長が満足できる金額を用意できなかったようだ。

 敏腕代理人としても名高いメンデス氏は、契約期間が残り1年となる今夏での移籍を模索しており、懇意にするクラブへハメスの移籍話を持ちかけたという。そこに名乗りを上げたのがウォルバーハンプトンで、今夏の移籍実現に向けて8000万ユーロ(約95億円)を用意しているようだ。このオファーの内容はすでにレアルまで届いていると言われ、今回はペレス会長も首を縦に振るのではないかと同メディアは見ている。

 スペインで不遇の時を過ごすハメスは、今夏レアルから離れることになるのか。敏腕代理人と剛腕会長の交渉の行方が注目される。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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