ヘタフェ会長、ELイタリア遠征拒否か 新型コロナへの“懸念”主張…「感染する可能性が…」
ELベスト8を懸けてインテルと対戦予定も、アウェー遠征を拒否する構え
新型コロナウイルスの感染が拡大する欧州で、UEFAヨーロッパリーグ(EL)8強進出をかけて戦うはずのヘタフェが、インテル戦で“遠征拒否”する可能性があるようだ。スペイン紙「AS」が伝えている。
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同紙が伝えるところによると、地元ラジオ局「オンダ・セロ」の番組に出演したアンヘル・トーレス会長がアウェーで行われる第1戦についてミラノ行きを拒否する方向性を示したのだという。
「ヘタフェは、誰が検査されてもイタリアへと飛ぶことはない。我々の選手は感染する可能性があるのではないかと思っている。(今イタリアに行けば)ウイルスを保有し、感染するだけだ。遠征するつもりはない。インテル側の人間と話し、我々が遠征しないことは不可解だと説得してきた。ただ我々はそれには同意できない」
現在イタリアはヨーロッパでもっとも新型コロナウイルスの感染者が増加しており、10日から全土での移動制限措置が取られている。またスペインでも11日からイタリアからのすべての航空便が停止し、リーガ・エスパニョーラも2週間の無観客試合が決定するなど、警戒レベルが明らかに上がっている。
それもあってか同会長は「UEFA(欧州サッカー連盟)は政府に特別な許可を出すように求めている。しかし私はそれを求めていない。我々の国の法律を順守するまでだ」と話しており、現地時間12日に行われる予定のEL第1戦への参加は難しいとの主張を曲げていない。試合日まで残り2日を切っている状況で、UEFAはどのような判断を下すのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)