久保建英、“右足弾”を導いた洞察力 スペイン人記者も感嘆「マジョルカで最も素晴らしいゲーム」

アルベルト・セルコス記者【写真:高橋智行】
アルベルト・セルコス記者【写真:高橋智行】

現地記者が称賛 「攻撃と守備のコンセプトを取り入れながら成長し続けている」

 地元マジョルカのウェブメディア「フットボール・マジョルカ」のアルベルト・セルコス記者は試合後、「タケ・クボは今日、間違いなくマジョルカで最も素晴らしいゲームをやったプレーヤーだった。日々マジョルカの攻撃と守備のコンセプトを取り入れながら成長し続けている。ゴールを決め、試合のMVPだったと思うよ」と称賛した。

 マジョルカは14日のリーグ第28節で、ホームにバルセロナを迎える。昨年12月に行われた前半戦の対決で、久保はレアル・マドリードに入団したことによりカンプ・ノウのサポーターから終始激しいブーイングを浴びせられたが、それはある意味、実力が認められていることの証明でもあった。右足のシュートという新たな武器を身につけて進化し続ける久保にとって、次節は古巣相手に成長した姿を見せる絶好のチャンス。チームにとっては、2-5で敗れた前回対戦のリベンジマッチとなる。

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(高橋智行 / Tomoyuki Takahashi)



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高橋智行

たかはし・ともゆき/茨城県出身。大学卒業後、映像関連の仕事を経て2006年にスペインへ渡り、サッカーに関する記事執筆や翻訳、スポーツ紙通信員など、スペインリーグを中心としたメディアの仕事に携わっている。

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