メッシの快足凌駕! レアルDFマルセロ、「土壇場」決死プレーに脚光「まるで…」

レアル・マドリードDFマルセロ(左)とバルセロナFWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
レアル・マドリードDFマルセロ(左)とバルセロナFWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】

宿敵バルセロナに2-0勝利、巧みなタックルを披露したマルセロの好プレーに称賛

 レアル・マドリードは現地時間1日に行われたリーガ・エスパニョーラ第26節、バルセロナとの「エル・クラシコ」を2-0で制し、宿敵バルサから首位を奪回した。後半途中、レアルのブラジル代表DFマルセロが大ピンチで決死のプレーを披露し、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの決定機を阻止。海外メディアは「まるでゴールを決めたように祝う」と伝えている。

 レアルの先制ゴールが生まれたのは後半25分だった。左サイドで何度も仕掛けたていたブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールは、ドイツ代表MFトニ・クロースのスルーパスに抜け出すと、左サイドからペナルティーエリア内に侵入。右足を振り抜き、スライディングしてきた相手DFジェラール・ピケの足に当たってネットを揺らし、本拠地サンティアゴ・ベルナベウは歓喜に沸いた。

 そんななか、レアルは守備でも魅せる。後半30分、バルセロナが自陣からカウンターを発動し、前線に張っていたメッシへ絶妙なパスが渡った。メッシが高速ドリブルでレアルのゴールへぐんぐん迫り、シュートモーションに入ろうとした瞬間、後方から猛追したマルセロが体を投げ出して一か八かのタックルを試みる。あわやPK献上の可能性もあったなか、巧みな体勢でボールに触り、メッシの決定機を防いだ。

 英メディア「スポーツ・バイブル」は「マルセロがメッシに対して土壇場のタックルを成功させ、まるでゴールを決めたように祝う」と報道。危機一髪タックルを見せたマルセロはスタンドに向かって咆哮を上げ、会場は大歓声に包まれた。記事では「マルセロはメッシより早く走り、アルゼンチン人が時速29.5kmで走ったのに対して、31歳は時速30.9kmを計測した」と記している。

 結局、後半アディショナルタイムにドミニカ共和国代表FWマリアーノ・ディアスの追加点を決め、レアルが宿敵に2-0と快勝。バルセロナの攻撃陣を封殺したなか、見せ場の一つとなったマルセロの好プレーは称賛の的となっているようだ。

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