負傷中のスアレス、メッシ残留の“条件”を明かす 「実際、彼もそう言っている」

バルセロナで共にプレーをするFWルイス・スアレスとFWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
バルセロナで共にプレーをするFWルイス・スアレスとFWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】

スアレスがインタビューに応じ、メッシについて言及

 バルセロナは今週末、宿敵レアル・マドリードとのエル・クラシコを控えている。リーガ・エスパニョーラ3連覇を狙うクラブにとっては最重要の一戦となるなかで、現在負傷離脱中のウルグアイ代表FWルイス・スアレスがラジオ局「RAC1」のインタビューに応じ、メッシの去就について語っている。

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 スアレスは1月に右ひざの半月板を損傷し、手術。長期の戦線離脱を強いられている。フランス代表FWウスマン・デンベレの負傷も含めて前線の頭数が足りなくなったバルサは移籍期間外にレガネスから“強奪”する形でデンマーク代表FWマルティン・ブライトバイテを加入させた。

 同ポジションに選手が加入したことについてスアレスは「選手が加わることは、一層競争力が高まるし、自分の立ち位置のためにさらに戦うことになることになるから、さらに良いだろう。競争は健全だし、チームの利益だし、マルティンに人々は驚いているだろう」とコメント。それとともに公私ともに仲がいいメッシについても語っている。

 メッシは今年に入って強化部の元フランス代表DFエリック・アビダルが応じたインタビューに対してSNS上で不服を申し立て、クラブ側とボタンの掛け違いが発生。そこからバルサ退団の噂が大きく広がった。その状況についてスアレスはこのように説明している。

「クラブがどのように選手を集めてくるかによるんだ。メッシ自身はここにいることがとても幸せだし、彼にとっての家だ。もしクラブがやるべきこととして、競争力のあるチームを作れば、メッシにとっても素晴らしいことだし、彼は一生ここにいてくれるだろう。実際、メッシもそう言っているし」

 このように“代弁者”となったスアレス。メッシがいるか否かはバルサのすべてを決めると言っていい状態だけに、フロント側としてはしかるべき強化を図っていく必要があるだろう。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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