レアル会長が強権発動! C・ロナウドの毎週のモロッコ訪問を禁止

格闘家バダ・ハリとの交流が低調なプレーを招くと危惧

 レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長が、FWクリスティアーノ・ロナウドのルーティンワークとも言えるモロッコへの渡航を禁止した。スペイン地元紙「スポルト」などが報じている。

 レポートによればポルトガル代表のスターは、毎週月曜の午後になるとモロッコのマラケシュヘ飛び、翌火曜日にはマドリードへ帰国するという生活を続けている。というのも、ロナウドは初代K-1世界ヘビー級王者の格闘家バダ・ハリと親交が深く、このモロッコ系オランダ人に会うためにスペインとモロッコを往復するハードスケジュールを毎週こなしていた。2人の親密ぶりは、バダ・ハリが自身のインスタグラムに度々2ショット写真を投稿している様子からもうかがえる。

 スペインとモロッコはジブラルタル海峡を挟んで隣合う国。マドリードからマラケシュまでは飛行機でわずか2時間ほどの距離にある。しかし、マドリードのペレス会長は、このところのロナウドが低調なパフォーマンスに終始しているのは、この毎週のモロッコ訪問が影響していると危惧し、これを禁止としたようだ。

 ロナウドにとっては親友バダ・ハリとの交流がリフレッシュの時間になっていたはずだが、これを禁止することでさらなる悪影響を及ぼすことにはならないのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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