リーグ戦約1カ月ぶりの先発出場となった久保　前半2得点を演出して存在感を発揮

　スペイン1部マジョルカは現地時間21日、リーガ・エスパニョーラ第25節で12位のベティスと対戦。リーグ戦では約1カ月ぶりの先発出場となった日本代表MF久保建英は、前半から2得点を演出するプレーを見せている。

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　1月19日の第20節バレンシア戦（4-1）以降、リーグ戦でのスタメン落ちが続いていた久保だが、ベティス戦では右サイドで先発に復帰。すると早速、前半16分に得点につながるプレーを見せる。

　カウンターの場面で右サイドを駆け上がった久保にボールが入ると、すかさずドリブルでカットイン。左足でのシュートはDFに阻まれたものの、こぼれ球の落下点に入っていたFWクチョ・エルナンデスが右足でボレーシュート。これが見事な軌道を描いてゴールに突き刺さり、貴重な先制弾となっている。

　直後にはPKで同点とされてしまったものの、同27分には再び久保が輝きを放つ。前がかりになるベティスの裏を突き、マジョルカがカウンターアタックを繰り出すと、クチョ・エルナンデスのパスから久保が左サイドを抜け出し、中央へクロス。最後はFWアンテ・ブディミルが反転からのシュートを決めてスコアを2-1とした。

　同35分には再びPKで同点とされてしまったマジョルカだが、ホームの大歓声を味方に付けるベティスに対して、一歩も引かずに応戦して2-2でハーフタイムを迎えた。攻守の入れ替わりが激しい展開となるなかで、久保はここまで確かな存在感を発揮している。

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