ミラン本田に米MLSから獲得調査 残留か放出か、二分される伊メディアの見解

獲得調査を行ったのはジェラード所属のLAギャラクシーか

 ACミランの日本代表FW本田圭佑にアメリカMLSからの獲得調査があったと、イタリアメディアで報じられている。衛星放送局「スポーツ・メディアセット」の「プレミアム・スポーツ」内では、スタジオ出演したパオロ・バルジッジャ記者が発言している。

「ホンダにはアメリカMLSのクラブから獲得の調査があった。だが、ミランはこの1月に本田を手放す気はない。少なくともこの冬の移籍市場では残留する」

 この番組内では具体的な条件やクラブ名は明かされなかったが、バルジッジャ記者はアメリカからの獲得調査があったと明言している。シーズン開幕以来、今冬の移籍市場で本田獲得に動く可能性が報じられたのは、イングランド・プレミアリーグのトットナムとウェストハム、ドイツ・ブンデスリーガのシャルケ、スペインのバレンシア、ロシアのCSKAモスクワだったが、さらにアメリカからも注目されていたようだ。

 一方、地元紙「コリエレ・デロ・スポルト」では、興味を示すMLSのクラブが、元イングランド代表MFスティーブン・ジェラードが所属するLAギャラクシーだと報じている。その上で同紙は、ミランが今冬の補強候補として狙っているアヤックスのオランダ代表FWアンワル・エル・ガジの獲得資金捻出のために、本田が放出要員になったと伝えている。

 

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