「南野を信じろ」 退団濃厚リバプールMFの後釜に英紙名指し「特長が非常に似ている」
今夏での移籍が既定路線とされているMFララーナ 後釜は南野に?
リバプールは現地時間18日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16第1戦でアトレティコ・マドリードと対戦し、敵地で0-1と敗れた。この試合でベンチ外となった元イングランド代表MFアダム・ララーナは今夏の退団が既定路線となっているが、英地元紙は「南野を信じろ」と日本代表MF南野拓実を後釜に指名している。
今冬唯一の補強となった南野はアトレティコ戦でベンチ入りするも出番は訪れることなく未出場に終わった一方、スペインに帯同していたララーナはベンチにも入ることがなかった。リーグ戦でもわずか3試合の出場にとどまっており、途中出場も10試合となっており、交代枠の3枚に入ることのできない状況が続いている。
リバプールで6年過ごしている31歳ララーナは出場機会が激減していることから、今夏の退団が既定路線となっている。有力候補にはかつての恩師ブレンダン・ロジャース監督率いるレスター・シティが挙げられており、トッテナム、アーセナル、ウェストハムへの移籍も取り沙汰されている。
ララーナの後釜確保にも注目が集まっているが、英地元紙「リバプール・エコー」は「南野を信じろ」と取り上げ、「加入以降、新たなクラブ、国、気候に適応するのに時間をかけているのは周知の通りだ」と前置きしつつ、「(ユルゲン・)クロップ監督はこの25歳が才能の持ち主であると明確に理解しており、リバプールで良い時間を過ごすと信じて疑っていない」と綴っている。
また、「南野の最終ラインを打開する能力とボールをキープする能力はララーナと特長が非常に似ている」と説明している。インサイドハーフを主戦場としているララーナは、攻撃にテンポとアクセントを加えながらピッチを縦横無尽に走り回るハードワークを持ち味としている。記事では、南野とプレースタイルが類似していると指摘しているが、今後同様の貢献を提供できるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)