リバプール南野、英メディアが序列変化を提言 「オリギよりチャンスを与えられるべき」

CLアトレティコ・マドリード戦で出番がなかった南野拓実【写真:Getty Images】
CLアトレティコ・マドリード戦で出番がなかった南野拓実【写真:Getty Images】

リバプール専門メディアの主張「もし20分以上の時間が残されている時は…」

 リバプールは現地時間18日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16第1戦でアトレティコ・マドリードと対戦し、敵地で0-1と敗れた。日本代表MF南野拓実はベンチ入りするも出番なく終わったが、リバプール専門メディアは「オリギよりチャンスが与えられるべき」と大々的に取り上げている。

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 南野は今冬の移籍市場で、725万ポンド(約10億4000万円)でザルツブルクからリバプール加入を果たした。1月5日に行われたFAカップ3回戦エバートン戦(1-0)で公式戦デビュー、23日のプレミアリーグ第24節ウォルバーハンプトン戦(2-1)では途中出場でリーグ戦デビューを飾った。

 センターFWやウイング、サイドハーフなど様々なポジションをこなし、適正を見極められている段階にあるが、リバプール専門メディア「Rousing The Kop」は「南野拓実はオリギよりチャンスが与えられるべき」と見出しを打ち、アトレティコ戦の後半頭から途中出場したベルギー代表FWディボック・オリギについて「信じられないほどガッカリなパフォーマンスだった。創造性もなく、タッチも重かった」と糾弾している。

「確かに最後の数分でゴールが必要な場合、オリギの投入は多大な意味をもたらす」と前置きしたうえで、「もし20分以上の時間が残されている時は、オリギ以上に南野に出番が与えられるべきだ」と指摘した。

「サブの序列でオリギを上回る立場を確立するチャンスを日本人アタッカーに授けるため、今後数週間はオリギよりも南野を目にすることを望んでいる」

 シーズンも終盤に差し掛かっているなか、ユルゲン・クロップ監督は今季結果を残せていないオリギではなく、南野にチャンスを提供する“序列変化”は訪れるだろうか。

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