ジダン監督、MFアザールの復帰戦を高評価 「彼はPKを取ってくれたし…」
セルタ戦で2-2ドローも… ジダン監督がアザールの復帰に言及「とても満足している」
レアル・マドリードは現地時間16日に行われたリーガ・エスパニョーラ第24節セルタ戦で2-2のドローに終わり、2位バルセロナとの勝ち点差を詰められる展開となった。それでもジネディーヌ・ジダン監督は、復帰戦となったベルギー代表MFエデン・アザールの調整が順調だと強調した。スペイン紙「AS」が伝えている。
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試合は前半7分、セルタのスペイン代表FWイアゴ・アスパスのスルーパスを受けたFWヒョードル・スモロフが難なくゴールを陥れる。レアルとしてはいきなりビハインドを背負うも、故障から復帰したベルギー代表MFエデン・アザールが絶極的に絡む場面を作った。
ビハインドのままハーフタイムを折り返したレアルだが、後半7分にはブラジル代表DFマルセロのクロスからドイツ代表MFトニ・クロースが左足で巧みに流し込んで1-1の同点。そして17分にはこぼれ球を拾いに行ったアザールがペナルティーエリア内で相手GKに倒されてPKを獲得。これをスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが決めて2-1と勝ち越した。
このまま勝ちきるかと見られたレアルだが、後半40分に間隙を突かれて途中出場のFWサンティ・ミナに同点とされた。勝ち点3を獲りきれず悔やまれる試合展開となったが、ジダン監督はこのように話している。
「我々は彼の試合内容ぶりにとても満足している。とても上手くやった70分だったと思う。彼が貢献できることは知っているし、予想以上にプレーできていたと思うが、急ぐ必要はない。彼はPKを取ってくれたし、とても嬉しく思うよ」
昨夏鳴り物入りで加入したアザールだが、開幕前にハムストリング、11月には足首の負傷のために戦線離脱期間が長かった。しかしリーガ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の覇権奪回のために必要な戦力であることは間違いない。ジダン監督にとって、アザールの復帰は“冬の最大の補強”と言えるのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)