神戸のドイツ人監督にヘルタが照準? クラブOBが提言「フィンクも監督候補に挙がる」
クリンスマン監督の辞任を受け後釜を探すヘルタ、クラブOBがフィンク監督を名指し
ドイツ1部ヘルタ・ベルリンは11日にユルゲン・クリンスマン監督の辞任を発表したなか、クラブのレジェンドである元ドイツ代表DFマルコ・レーマー氏はJ1ヴィッセル神戸を指揮するトルステン・フィンク監督の招聘を望んでいるようだ。ドイツメディア「SPORTBUZZER」が伝えた。
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ヘルタは昨年11月末からチームの指揮を執っていたクリンスマン監督の辞任を発表。コーチを務めていたアレクサンダー・ヌーリ氏が、現在は暫定的に指揮している。ヘルタをはじめ、フランクフルトやウニオン・ベルリンで活躍し、2002年日韓ワールドカップにも出場したDFレーマー氏は、神戸のフィンク監督を新たな指揮官候補に挙げている。
「クリンスマンの退任後:ヘルタのレジェンド、マルコ・レーマーは、トルステン・フィンクが新監督になることを望んでいる」と報じたのは、ドイツメディア「SPORTBUZZER」だ。「ヘルタは新しい監督を探す必要がある。クラブのレジェンドであり、元ドイツ代表のレーマーは、元ハンブルガーSV監督のフィンクを有力な候補者とみなしている」と触れている。
2019年6月から神戸を率いるドイツ人のフィンク監督は、徐々にチームを立て直してシーズンを8位で終えると、元日の天皇杯ではクラブ初のタイトルを獲得。さらに2月のゼロックスでも昨季王者の横浜F・マリノスをPK戦の末に撃破し、大会初優勝と結果を残している。
レーマー氏は「ブルーノ・ラッバディアやニコ・コバチのような有力候補に加え、例えばトルステン・フィンクも監督候補に挙がる」と語り、現在フリーとなっているコバチ氏らとともに、フィンク監督も名指し。「彼は日本のヴィッセル神戸を率い、天皇杯とスーパーカップを制し、AFCチャンピオンズリーグにも出場している」と手腕を高く評価している。
コバチ氏にも興味を示していると見られるヘルタだが、フィンク監督の引き抜きに動くのか。今後の動向に注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)