名将ペップ、CLレアル戦に敗れれば解雇? 自ら可能性を示唆「会長かSDがやってきて…」
国内リーグの逆転優勝は厳しい状況で目指すはCL優勝
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、もしUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦レアル・マドリード戦(現地時間26日、3月16日)で敗れることになれば、シティの指揮官を解雇される可能性があるようだ。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
2016-17シーズンにシティの監督に就任したグアルディオラ監督は、初年度こそタイトルを獲得できなかったものの、2017-18シーズンにはプレミアリーグとEFLカップを制覇。そして、昨シーズンは国内三冠を達成し、世界最高の監督の1人であることを結果で証明した。
だが、今季はユルゲン・クロップ監督率いるリバプールに勝ち点で大きな差をつけられると、チーム自体もすでに6敗と昨季に比べて難しいシーズンを過ごしている。
国内リーグの逆転優勝が厳しい状況にあるなか、目先の目標となるのはクラブ史上初となるCL制覇だ。2週間後に行われる決勝トーナメント1回戦レアル戦を前に、グアルディオラ監督はここで敗退することになれば監督を解雇になる可能性があることを主張している。
「CLで優勝したいんだ。私はそれを夢見ているし、2週間後のレアルとの試合に向けた準備にわくわくしている。試合前の2週間とそのプロセスは、私の仕事で最も幸せな2週間になるね。もちろん我々が彼らを打ち倒さなければ、会長かスポーツディレクター(SD)がやって来て『これでは不十分だ。私たちはCL制覇を求めている。君をクビにする』と言うだろう」
これまでの実績を考えれば、グアルディオラ監督がCL敗退によって解任される可能性はそこまで高くないように思われる。だが、今回のように言葉にすることで、指揮官は勝利に向けて自分たちにプレッシャーをかけているのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)