久保への“人種差別疑惑”が波紋拡大 韓国も糾弾「教育の必要性を改めて考えるべき」

マジョルカMF久保建英【写真:Getty Images】
マジョルカMF久保建英【写真:Getty Images】

トットナムMFデレ・アリが新型コロナウィルスを揶揄して批判を受けたのに続き…

 スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英は、現地時間9日のリーガ・エスパニョーラ第23節エスパニョール戦(0-1)でフィジカルコーチから「人種差別的なジェスチャー」を受けた可能性が海外メディアで報じられている。日本と同じアジアに属する韓国のメディアも、「教育の必要性を改めて考えるべき」と主張している。

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 1月19日に行われた第20節バレンシア戦(4-1)以降、リーグ戦でのスタメン落ちが続く久保は、エスパニョール戦でも0-1とビハインドを背負ったなかで後半20分からピッチに投入された。同41分には左サイドを突破し、鋭いグラウンダーのクロスでチャンスを演出したが、チームに勝利はもたらせなかった。

 物議を醸しているのは、久保がピッチに入る直前の場面だ。久保が途中出場を前にピッチ横でウォーミングアップしている最中、フィジカルコーチを務めるダニ・パストール氏が選手側を向いて、両手で目をつり上げるジェスチャーを見せた。いわゆる“つり目ポーズ”は、現地スペインや英国など欧州でも波紋を呼んでいる。

 韓国のサッカー専門サイト「インターフットボール」は、「サッカー界は人種差別根絶に力を入れているが、ヨーロッパでは事件が絶えない」と言及。トッテナムのイングンド代表MFデレ・アリが中国を中心に猛威を振るう新型コロナウィルスを揶揄するSNS投稿を行い、非難が殺到した直後だっただけに、記事でも疑問を呈している。

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