PSGレオナルドSD、“指揮官無視”のムバッペを擁護 「甘やかされた少年と言われるのは…」
モンペリエ戦での交代時にトゥヘル監督を無視したシーンが話題に
パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペは、現地時間1日に行なわれたリーグ・アン第22節の本拠地モンペリエ戦(5-0)で途中交代を告げられた際に不機嫌さを露わにし、トーマス・トゥヘル監督になだめられるシーンが話題となった。これを受けて、ムバッペは甘やかされているなどの噂が飛び交うなか、クラブのスポーツディレクター(SD)を務める元ブラジル代表MFレオナルド氏は「不快だ」と述べ、同選手について「愛されるべき人間」と語った。英紙「デイリー・メール」が伝えている。
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ムバッペはモンペリエ戦に先発出場し、後半12分には今季リーグ戦14得点目のゴールを決めた。その約10分後には交代を告げられたが、苛立ちを隠そうとしなかった。その振る舞いを見たトゥヘル監督はムバッペの肩をつかんで語りかけていたが、感情的になっていたムバッペは聞き耳持たずの様子で制止を振り切り、そのままベンチへと下がっていった。
トゥヘル監督はこれについて、「私と彼の間に個人的な問題はなにもない。こういうことは起きるものだ」とコメント。そして、レオナルド氏もフランステレビ局「カナル・プリュス」のインタビューで、ムバッペを擁護する発言をしている。
「ムバッペについての話が耳に入る。彼のパーソナリティについてだ。それを不快に感じている。もし選手がピッチを離れ、監督と話すのであれば問題ない。彼に責任がある。我々は話をし、解決する。しかし、彼が甘やかされた少年だと言われるのは受け入れられない。なぜなら、彼は愛されるべき、非常に献身的な人間であり、ファンタスティックなプレイヤーだからだ」
また、レオナルド氏は世界のトップ4選手はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、ブラジル代表FWネイマール、そして、ムバッペだとし、「そのうち2人は我々のチームにいる。嬉しいよ。私は幸せなスポーツディレクタだ」とコメント。「いろんな問題についてばかり話すのはやめるべきだ」とムバッペを擁護した。