J2京都、新スタジアムのこけら落とし試合開催 1万7938人が詰めかけた初陣は2-3敗戦

京都とC大阪がプレシーズンマッチ【写真:Noriko NAGANO】
京都とC大阪がプレシーズンマッチ【写真:Noriko NAGANO】

1-1で迎えた後半19分、C大阪の奥埜がスルーパスに抜け出して決勝ゴール

 J2京都サンガF.C.は9日、新本拠地「サンガスタジアム by KYOCERA」のこけら落としとして、J1セレッソ大阪とのプレシーズンマッチを開催。1万7938人の観客が詰めかけたなか、初陣は接戦の末、2-3で敗れる結果となった。

 亀岡市・JR亀岡駅前の中心市街地に建設された、収容人数約2万1600人の球技専用スタジアム「サンガスタジアム by KYOCERA」で、こけら落としのファーストゲームが開催された。

 試合は前半12分、C大阪のMF坂元達裕が右サイドから上げたクロスがそのままゴールに突き刺さって先制。しかし、ホームの京都も前半26分、新加入FWピーター・ウタカとのパス交換のこぼれ球をMF庄司悦大が豪快なダイレクトシュートでニアサイドをぶち抜き、1-1の同点に追いついた。

 再びスコアが動いたのは後半19分。C大阪が右サイドのDF松田陸から途中出場のFW柿谷曜一朗を経由し、FWブルーノ・メンデスがペナルティーエリア内へスルーパス。これに抜け出したFW奥埜博亮がトラップから冷静に流し込み、勝ち越しに成功した。

 京都もMF荒木大吾、MF中野克哉、MF曽根田穣を投入して反撃を試みるも、C大阪のゴールを割れず。逆に後半アディショナルタイム、右膝前十字靭帯損傷および右膝外側半月板損から復活したC大阪のFW都倉賢にダメ押し点を決められ、その後1点を返すも新スタジアムのこけら落としとなったゲームは2-3で敗れた。

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