“天狗”ハメスに母国からも非難殺到中「すべてのパーティに参上する」

白い目を向けられたコロンビアの英雄

 レアル・マドリードMFハメス・ロドリゲスは、素行不良でジネディーヌ・ジダン監督から不興を買っているが、母国コロンビアでも「テング」などと批判を浴びていることが明らかになった。スペイン紙「スポルト」が「ハメス・ロドリゲスはありとあらゆるパーティーに乗り込む」と特集している。

 好青年然とした背番号「10」だが、レアルでは白い目で見られている。時速200キロの危険運転でパトカーとカーチェイスをしながら練習場に逃げ込み、運転していた車両を押収されるというスキャンダルに端を発し、体重オーバーや、不真面目な練習態度な どが問題視されてきた。ピッチでもスペイン代表MFイスコとの定位置争いに敗れ、ベンチを温める時間が増えている。前節スポルティング・ヒホン戦では他の選手がウオーミングアップをする中、ベンチに座るなどの怠慢行為がジダン監督の逆鱗(げきりん)に触れ、叱責(しっせき)されていた。

 記事では「ハメス・ロドリゲスのレアルでの振る舞いは彼の祖国にまで伝わり、批判を浴びている」と特集している。

 コロンビア紙「プルソ・デ・フトボル」のイバン・メヒア記者は「彼はクリスティアーノ・ロナウドの望むすべてのことをしている。代表の同僚との関係も良くない。マドリードは彼のサッカー以外の生活を心配している。彼はありとあらゆるパーティーに登場する。マドリードの夜の 世界で彼はクリスティアーノ、セルヒオ(ラモス)、ピラル・ルビオ(女性モデル)とともに有名になってしまった。みんな出撃する。でも、いいプレーができない時にはね…」とリポートしている。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング