サンプドリア移籍の吉田は「日本の偉大な主人公」 指揮官ラニエリは右CBとして期待
かつてプレミアでも対戦したラニエリ監督は「最大限の仕事」と補強に感謝
日本代表DF吉田麻也は、冬の移籍市場の最終日にイングランド・プレミアリーグのサウサンプトンからイタリア・セリエAのサンプドリアへ移籍した。新天地となったクラブを率いるクラウディオ・ラニエリ監督は、吉田を「日本の偉大な主人公」と評している。
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サンプドリアは1月31日に吉田を獲得し、次のリーグ戦は強豪ナポリとの対戦になる。そのゲームでの吉田の出場は不透明だが、試合に向けた記者会見では移籍市場の質問も飛んだ。イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」は、その模様をレポートしている。
そのなかでラニエリ監督は吉田について「吉田は日本の偉大な主人公と言える選手だ。私は、右のセンターバックが足りないと感じていた。クラブのスタッフは、経済的な制約の中で最大限の仕事をしてくれた」と話している。
ラニエリ監督はプレミアリーグではレスターを率いて優勝に導いた経験を持ち、その当時には吉田とも対戦しているが、現在は母国に戻っている。背番号も「34」に決定した吉田にとっては「右のセンターバックが必要」というラニエリ監督の期待に応えることが、シーズン後半戦における最大のミッションになるはずだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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