不遇のユベントスMFに「サプライズオファー」 ドルトムントが獲得準備と伊報道

ドルトムントからオファーが届いたとされるユベントスMFエムレ・ジャン【写真:Getty Images】
ドルトムントからオファーが届いたとされるユベントスMFエムレ・ジャン【写真:Getty Images】

出場機会に乏しいジャン エバートン行きが噂されるなか母国から新たな動きが…

 今冬の移籍市場でイングランド・プレミアリーグのエバートンが獲得を狙っていると報じられたユベントスのドイツ代表MFエムレ・ジャンに、ブンデスリーガのドルトムントが具体的な動きを見せているという。イタリアメディア「スポルト・イタリア」は、「サプライズオファー」と報じた。

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 ジャンは今季開幕前にフランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)などからオファーを受けるも残留。しかし、それとは裏腹にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の登録リストから外され、怒りを露わにしていた。シーズンが開幕してからも、ここまでリーグ戦出場は8試合、そのうち先発出場は2試合のみと満足な出場機会を得られていなかった。

 そうしたなかで、今季途中まで同じセリエAのナポリを率いていたイタリア人のカルロ・アンチェロッティ氏が、12月にエバートンの監督に途中就任。その指揮官のリクエストにより、エバートンが具体的なオファーの準備を始めたと報じられていた。

 エバートン行きが濃厚とされていたなか、ドルトムントが急転直下の動きでジャンへの具体的なオファーの準備を始めたという。記事では「サプライズオファー」とされるほど、それまでの兆候が無かった動きになる模様だ。

 ユベントスは1年半前に、リバプールとの契約満了に伴いゼロ円移籍でジャンを獲得しているが、500万ユーロ(約6億円)の高額年俸は現状では“高価なベンチ要員”となってしまっている。エバートンとドルトムントが争奪戦となれば、ユベントスとジャンにとっては良い状況と言えそうだ。残り約1週間の移籍市場で、プレミア復帰と母国ブンデス行きのどちらかで結論が出ることになるのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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