南野の“新ライバル”候補を巡り争奪戦 リバプールが85億円希望、チェルシーも参戦
ライプツィヒの独代表FWヴェルナーの争奪戦にチェルシーも名乗り
今冬の移籍市場で日本代表MF南野拓実を獲得したリバプールが、さらなる補強に動いている。ライプツィヒのドイツ代表FWティモ・ヴェルナーを6000万ポンド(約85億円)で獲得することを望んでいると報じられるなか、ここに来てチェルシーが獲得競争に参加し、真っ向勝負での争奪戦になっているようだ。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。
セネガル代表FWサディオ・マネ、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ、エジプト代表FWモハメド・サラーの強力3トップがチームの柱となっているリバプールは、新たな風を吹き込む存在としてザルツブルクから南野を獲得。複数のポジションをこなせる日本人アタッカーの獲得は好意的に捉えられている。
リバプールは南野の獲得にとどまらず、新たなアタッカーの獲得を目指している模様だ。それがライプツィヒのゴールハンターであるヴェルナーだ。今季すでに20ゴールを奪い、ブンデスリーガの得点ランキングでトップに立つ男は、その得点能力だけでなく圧倒的なスピードが特徴。マネやサラーといった選手たちに肩を並べることができるパフォーマンスを続けている。
もともとリバプールは、プレミアリーグでのプレーを夢見ていることを表明したヴェルナーを来夏に獲得するために動いていた。だが、ライバルであるチェルシーが、1月の移籍市場での獲得禁止という制裁が解け、ヴェルナーを1月に獲得しようと動き始めたことで状況が変わってきたようだ。
記事ではチェルシーがすでに交渉を開始したと伝えており、リバプールが今冬での獲得に照準を変えるのかが大きな注目を集めている。南野にしてみれば、ライバル候補がどのタイミングで加入するかで風向きも変わる。果たして、ヴェルナーは今冬の移籍を決断するのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)