「“最強世代”日本が泣いた」 韓国紙がU-23アジア選手権の日韓を比較「過度な期待が…」

大会未勝利に終わったU-23日本代表を韓国紙はどう報じたのか…【写真:Getty Images】
大会未勝利に終わったU-23日本代表を韓国紙はどう報じたのか…【写真:Getty Images】

“谷間の世代”韓国は3戦全勝でグループリーグ突破 9大会連続の五輪出場へ前進

 U-23日本代表はタイで開催されているU-23アジア選手権で、大会史上初のグループリーグ敗退となった。1分2敗と未勝利のまま大会を去ったことは多くの人にとって予想外の出来事となったが、この日本の結果について韓国メディアは、中国に1-0、イランに2-1、ウズベキスタンに2-1と全勝し、グループリーグ首位通過を果たしたU-23韓国代表の戦いぶりと比較している。

 韓国のスポーツ紙「スポーツ京郷」は、「“谷間の世代”韓国は笑い、“最強世代”日本は泣いた」と、両チームを取り巻く評価が大きく異なるなかで、明暗が分かれる結果になったことを指摘。さらに記事では、日本の現状を詳細に伝えている。

「日本の不振がより浮き彫りになったのは、大会前から“過去最強の世代”と謳ったことだった。3年前、韓国で開催されたU-20ワールドカップ(W杯)でベスト16に進出した選手たちが経験を積み、1968年メキシコ五輪以来のメダル獲得が目標と言い切っていた。9日のサウジアラビアとのグループリーグ初戦では、日本は生放送で『史上最強世代の初戦』と期待感を持たせた。しかし、日本の過度な期待とは裏腹に、不甲斐ない成績が怒りの感情に変わった。森保一監督の更迭を求めるコラムも出ていたほどだ」

 メディアが冷静に日本の実力を的確に分析できず、大袈裟に囃し立てたことも、国民の反感を買ったと分析している。

 一方で、韓国代表は全勝でグループリーグを突破したが、大会前の期待値はかなり低かった。

 同紙は「9回連続五輪出場の心配はなかったが、欧州組のペク・スンホ(ダルムシュタット)とイ・ガンイン(バレンシア)が参加できず、今大会の韓国代表はKリーグ2部でプレーする選手が主力とあって、“谷間の世代”という見方が強かった」と伝えている。

 期待されていなかった韓国代表が全勝で決勝トーナメントに進出したことで、彼らが現在、韓国内で大きな注目を浴びているのは言うまでもない。

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金 明昱

1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。

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