解任危機のミラン指揮官 後任候補にイタリアをW杯優勝に導いた名将が浮上

伊メディアが「リッピ氏準備OK」と報じる

 シニシャ・ミハイロビッチ監督が解任の危機に立たされている日本代表FW本田圭佑が所属するACミラン。年が明けてから、イタリア代表監督としてワールドカップ制覇などの実績を持つ名将マルチェロ・リッピ氏の招聘に関する報道が相次いでいる。イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」は、「ミランがリッピを呼び、リッピは準備OKと応える」という見出しで、その可能性を報じている。

 リッピ氏は、現役時代にキャリアのスタートをサンプドリアで迎えた。ほぼ10シーズンを主力DFとしてプレーしていた。そのサンプドリアの公式チャンネル「La Samp TV」が、同氏へのインタビューを実施。その中に、興味深い発言があるという。

 ひとしきり、サンプドリアでの思い出を語りつくした後のことだ。将来についての質問に対し、リッピ氏はこのように答えている。

「中国での経験(広州恒大監督)を終えた後に、私はもう監督業から離れると話した。だが、それからしばらく時間が過ぎて、ピッチが恋しくなったんだよ。今の私には、そこに戻りたいという思いがある。もし、私が好むチームからオファーがあるなら、監督としてサッカー界に戻る準備はできている」

 

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