負傷者続出のマンU、ポルトガル代表MF獲得に接近 85億円オファーなら移籍成立か
ポグバらの負傷で中盤が手薄なユナイテッド MFフェルナンデス獲得に迫る
マンチェスター・ユナイテッドがスポルティングCPのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデス獲得に接近している。フランス代表MFポール・ポグバら負傷者が相次いでいる中盤センターのポジションに絶好のタレントを手にすることになりそうだ。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
25歳のフェルナンデスは昨夏からトットナムとユナイテッドが獲得に動いていた。スポルティングはトットナムからの高額オファーを断るなど放出を固辞してきたが、状況が一転して、今冬のユナイテッド移籍が現実味を帯びてきたようだ。
ポルトガル紙「O JOGO」のジャーナリスト、フィリペ・ディアス氏が「スカイ・スポーツ」のポッドキャスト「トランスファー・トーク」の中でこう語っている。
「現在、ユナイテッドはブルーノ・フェルナンデスの獲得に非常に近づいている。両クラブ間で話し合いが行われ、数日中、あるいは数時間でさらに進展するかもしれない。なぜならスポルティングはどうしてもお金が必要な状況だからだ。
昨夏とは状況が変わった。彼ら(スポルティング)は最初に4000万ユーロ(約49億円)、その後に3000万ユーロ(約36億円)を受け取るトットナムの7000万ユーロ(約85億円)の打診を受け入れなかった。
今ならスポルティングは分割払いだとしても7000万ユーロのオファーを受け入れるだろう。ユナイテッドはブルーノ・フェルナンデスがイングランドで非常に気に入っているクラブだ。彼はそこでプレーしたがっている」
フェルナンデスは攻撃センスに溢れたMFで、スポルティングでは主に4-3-3のインサイドハーフとしてプレー。昨季はポルトガル1部リーグ戦33試合で20得点13アシスト。今季も14試合で6得点7アシストと傑出したスタッツを残している。
ユナイテッドはポグバやスコットランド代表MFスコット・マクトミネイの負傷もあり、レスター・シティのイングランド代表MFジェームズ・マディソンなど攻撃的MF獲得の噂が浮上していた。以前からその動向を追ってきたフェルナンデスを引き抜き、中盤の補強を実現させることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)